出典「ディスカバリーチャンネル 」
イギリス軍特殊部隊出身のベア・グリルスが過酷な環境でのサバイバルに挑戦する大人気シリーズ『サバイバル術』。
今回はベアのお手軽クッキングが思わぬトラブルを招くことになる。
モパネの木という一見何の変哲もない木を見つけると、ベアには何やらお目当てのものがある様にいそいそと探し始める。
そして、少しして見つけたのはやはりというべきか…まるまると太ったモパネワームというガの幼虫。
まさかこの防災食も生でいくのでは…と少し心配になったが、モパネワームの体毛は喉を痛めてしまうため、生のままでは食べられないということ。
というわけで、拾った空き缶を利用してオーブンを作ること
まず、フタをくり抜いて側面や底に空気を通すための穴を開ける。
そして、焚き火の中にカンをおけば完成だ。
その上で枝に刺したモパネワームを入れて焼いていくのだ。
肝心のお味はというと、もうこのベアの表情だけあれば語ることもないだろう…。
歴戦のサバイバリストでも美味しくないものは美味しくないのである。
そして、この食事がベアにさらなる災難を呼び込むことになる。
それは下痢。
脱水症状をおこすだけでなく、体内のミネラルも同時に失われるため、サバイバル術ではそのまま死に繋がりかねない危険な状況だ。
そのため、下痢の治療と同時に防災水を補給する必要がある。
ただし、雨季で水が豊富にあるとはいえ、そのあたりにある水をそのまま防災水として飲むのはNG。
しっかりとろ過して煮沸消毒する必要がある。
今回ろ過するために用いるのはリュックのポケット。
これを切り取って中に水と先ほどの調理で出た炭を入れてろ過し、その水を飯ごうで沸騰させる。
更に沸騰させた水にも炭を砕いていれることで体内の毒を吸収してくれるという。
どす黒い液体で飲むにはすこし気が引けるが、これでとりあえず急場は凌げそうだ。
Text by Discovery編集部
日本全国1億3千万人のサバイバーの皆様お待ちかねの料理「ディスカバリー3分クッキング」。
今回紹介するメニューは元イギリス陸軍大尉、エドが紹介する「ハリネズミの石窯オーブン焼き」です。
近年その愛くるしさからペットとして人気が高まっているハリネズミ。
サバイバル中でろくなものを食べていないエドでも、その可愛い見た目から締めるのを少しためらいます
。ただ、腹が減ってはサバイバル術はできぬという訳で躊躇しながらも有り難くその命をいただきます。
ではその調理に移りましょう。
まずは焚き火をして石を加熱します。
そして、ハリネズミをそのまま放り込み、その上に水分を保つための雑草を一掴み載せます。
後は砂を賭けて4時間放置しましょう。
ちなみに、ハリネズミの針はこのように調理するとボロボロになって簡単に取れますので心配御無用。
気になるそのお味は濃厚で、肉は柔らかいのが特徴で特に脂身の部分は絶品とのこと。
本格的な石窯がなくてもできるのもこの料理の嬉しいポイントです。
Text by Discovery編集部
避難生活と聞いて、あなたの頭にはどんな言葉が浮かびますか?
"たいへん""ガマン""不快"・・・などなど。
確かにふだんの生活と比べると、不便なことが多いのも事実。
だけど、最近では防災グッズもずいぶん進化して、日頃の備えとちょっとした工夫で、避難生活をぐっと"快適"に、そして"安心"して送れるようになりました。
防災用品を収納して,玄関先などに置いておきましょう。
1人1日3リットルが目安です。
3日分は備えましょう。
500mlの飲料水は普段からバッグなどにしておくと安心です。
そのまま食べられるものはもちろん,お湯を入れるだけなど調理が簡単なものが便利です。
3日分は備えましょう。
また,いつ起こるか分からない災害に備えて,アメやチョコレートなどを携帯しておくと安心です。
乾パン
缶詰
レトルト食品(ごはん・おかゆなど)
アルファ米(水でも戻せます。)
カップラーメン(水でも15分くらいで食べられます。)
カップみそ汁
アメ・チョコレートなどの高カロリーお菓子
ポリタンクに日頃から水道水をためておくと災害時,生活用水に使えて便利です。
電気,ガスが不通のときの調理に便利。予備のボンベは多めに準備してください。
食器の上に敷けば洗う必要もありません。身体に巻けば保温に便利です。
使い捨ての食器です。
災害情報を入手するために必要です。
自然放電するため,消費期限に気をつけましょう。
避難場所などで活用できます。ちょっとした品ですが、無いと大変不便なグッズです。
伝言を書くことができます。
落下物から頭などを守ります。
閉じ込められたときなど,場所を知らせます。
倒壊した家屋,散乱した家財から手を守ります。
できれば家族の人数分を用意しましょう。
瓦礫などから足を保護するために。
避難の際に役立ちます。
包丁の代わりになるほか,用途はいろいろ。
シャベル,バール,ノコギリ,ハンマーなど。家屋や家具の下敷きになった時の救出に使えます。
ガラスや倒壊物の除去に役立ちます。
救助,避難ばしごの代用。体重を支えられる太さの物を。
防寒用としても重要。
ウェットティッシュは入浴できない災害時には体が拭けるなど重宝します。
凝固剤,吸収剤入りのものは臭いを抑えて便利。
救急セットには絆創膏・消毒液など。その他ビタミン剤など日頃使っているサプリメントなどもあるとよいでしょう。
とげ抜き,ピンセットとしても使えます。
寒い時の保温に便利です。
寒い時期の防寒対策に必要です。
下着・靴下大小合わせて10枚ほど。雨具や敷物,簡易トイレとしても使用可能。プライバシー保護のため透けないものを。
下着・靴下被災家屋の応急処置や,屋外避難の際に便利です。
下着・靴下布粘着テープは,油性マジックを使ってメモに使用したり、ガラスの破片を取るときに利用します。
調理用や暖房器具の火おこしなどに必須です。タバコは吸わなくても持っていましょう。
電気がない,使えないときに長時間の明かりに。
停電の夜にあかりがあると安心です。
汚れの拭取りやけがの手当て,下着の代用など汎用性あり。
タオルを留めて下着の代用などに使えます。
何かを包んだり,防寒対策としたり,何かと便利です。
傷の手当,ガーゼの代用としても重宝する。
避難生活でも,普段と同じような生活をすることでストレス軽減につながります。
お風呂に入れない時,髪をまとめれば不快感が軽減。
(防災用品一覧さまより)
最近ではリュックに一通りの防災セットが詰まったセットも販売されていますが、お値段が張ったり、本当に使うのかも怪しいグッズが同梱されてしまっているケースが少なくありません。
本当に必要なものを必要なだけ、コンパクトにかつお安く集めるのがベストです。
そこでオススメなのが必要なものを大きめのバケツ型ボックスに詰めて用意しておく方法。
「なぜバケツ?」と感じるかもしれませんが、バケツは水汲みや食器洗いにはもちろん、蓋を閉じて椅子としても使うこともできる万能アイテム。
持ち物を必要最小限にするために、実はたいへん有効なアイデアなんです。
(The360.life さまより)