サバイバル術覚えよう!


アウトドアや災害対策にも役立つ知識まとめ



(サバイバル術覚えよう!さまより)

サバイバル術と聞くと戦争で使うものと認識しがちですが、戦争や災害、事故など非常時に生き延びるための術でアウトドアにも応用できるものなのです。
今回はアウトドアや震災対策にも使えるサバイバル術をご紹介しますので、万が一の時に備えて一緒に覚えましょう!

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サバイバル術とはどいうもの?

サバイバル術とは生き残る方法のこと。
震災や大きな事故で電気や火が使えない状況に陥ったり、飛行機事故で無人島で助けが来るまでの間の生活、また雪山で遭難したりしたときには飲み水の確保や体温を下げない工夫など生きるために必要な知識を知らないと救助が来る前に死んでしまうことも多いのです。

日本は地震大国です。
いつ大きな地震がくるかわかりませんし、不安定な世界状況下では戦争やテロといったこともいつ起こるか誰にも予想できないものです。
万が一の時のために、また停電や断水などと言った日常的な事態で火や水が使えないといった時に応用も可能なので覚えておく事をおすすめします。


間違ったサバイバル術は命を危険にさらす!

映画やテレビのドラマ・漫画などで、サバイバルを扱う作品は多数あります。
しかしその中には実際のサバイバル術とは程遠い、間違ったことを行っている場合もあるのです。
また現在ではたくさんのサバイバル術まとめサイトがあります。
実体験からのまとめやTwitter、他サイトからの引用などで作成されたまとめが多いですが、その中には間違った情報を掲載しているまとめもある可能性がありますので注意が必要です。
情報を全て鵜呑みにするのではなく、それが現実で本当に正しいものなのかということを判断することが必要です。
特にサバイバル術では飲み水の確保や怪我の手当ての仕方など一歩間違えると簡単に死んでしまったり、病気に感染してしまうことも考えられるので、正しい知識を身に着けるよう心がけましょう。

アウトドアや災害対策にも使えるサバイバル術

サバイバル術は災害対策だけでなく、アウトドア時にも使うことができます。
火の起こし方や飲み水の確保など簡単に行えるものも多いのです。
よく家族や友人などとキャンプや登山などに行くという人は覚えておくと日常生活の中でも使うことができます。

また山菜取りなどが趣味の方はサバイバル時に食べることのできる野草や薬草などの知識を得ておくのも良いでしょう。
これもキャンプなどで利用することができるのでおすすめです。
見分け方だけでなく、火を通さないと食べれないものなのかといった調理法も一緒に覚えましょう。
ただし、キノコ類は食用と毒を持つものの見分けが素人では難しい場合があるので、確実に食べることができると判断できるものを採取するようにしましょう。


おすすめサバイバル術5選

ではここから、おすすめのサバイバル術を5つご紹介します。
ナイフなどの道具が必要な場合もありますが、とても簡単な方法のものをご紹介しますので、火の起こし方や飲み水の確保方法などしっかりと覚えてくださいね。

(1)防災水の確保方法

人間は全く水を摂取しない状況で3日は生きられるといわれています。
しかしこれは夏場など大量の汗をかいたり、病気などで体の水分を失ったりしている時には当てはまりません。
人間の体は約60%は水分と言われています。
体内の水分が足りなくなると脱水症状や熱中症などといった症状に陥り、最悪の場合死んでしまいます。
そのためサバイバル時はまず安全な場所の確保と飲み水の確保が最優先となります。

防災水の確保方法は雨水を集める、泥水や川の水を煮沸する、雪を解かす、海岸沿いや小さな島では海水を蒸留するなど実に様々な方法があります。
災害時の状況や天候などに合わせた方法を選ぶ必要があります。
一番簡単な方法としては雨水を集めることでしょう。
大気汚染などよほどのことがない限りは雨水はそのまま飲んでも害がありません。


(2)人体にも必要な塩の確保方法

塩は人体にある水分の中に約0.85%含まれています。
塩は体を弱アルカリ性に保つ働きをしており、体が酸性になってしまうと危険状態に陥ってしまいます。
また胃などの臓器で必要な消化液を作成するのにも必要で、神経組織の伝達や栄養の吸収といった行為を行うために人体に必要な成分なのです。

災害時にはこの塩も手に入りにくいことが想定されます。
海岸沿いや小さな島など周囲を海で囲まれた地域なら、海水を煮沸することで塩を手に入れることができます。

(3)火の起こし方

水の次に大切なのは火でしょう。
火は水を温めたり食べ物を料理する時に必要です。
また災害時などは雨でぬれた体を乾かすために必要になる場合があります。
また夜になれば寒さをしのぐため、灯りを確保するために必要になってくるでしょう。

火をおこす際にはまず ・雨や風がはいらない ・周囲に可燃物や引火の可能性のあるものがない といった場所を選びます。
また一度おこした火が消えないように、火にくべる薪などを置いておくスペースも必要でしょう。
火の周囲は暖かさを逃さないように、石や板などでバリケードを作っておきます。
もしくは土を掘ってその中に火をおこす、一斗缶などスチールや鉄の缶の中に火を起こすようにしましょう。

マッチやライターがあればもちろんそれらを使いますが、では何もない時はどうするか。
まず、おこした火をうつすための「火口(ほくち)」を探します。
これは燃えやすいものならティッシュでもメモ帳でも木の枝でも構いません。
木の枝を使う場合は火が付きやすいよう石などで枝を叩き潰し、繊維状にしておいたほうがよいでしょう。

周囲に大きくて厚めな木の板や太くてしっかりとした枝、そしてナイフとロープがあれば火をおこすための弓を作って火をおこし火口に火を移すことができますが、素人が突然やろうとして簡単にできません。
住宅街などならまだしも、無人島ではナイフやロープといったものも手に入りにくいでしょう。
そこでYouTubeで竹のみを使った火おこしの動画があったのでご紹介します。
 https://youtu.be/ycIBCWTyzuo

(4)赤ちゃんのミルクはどうする?

日本では粉ミルクが主流ですが、海外では液体ミルクも販売されています。
災害でサバイバル状況に置かれたり、避難所生活で赤ちゃんのミルクに困ったという話をよく聞きます。
震災のストレスで母乳が出なくなってしまい避難所生活で大変苦労された方もいるようです。

母乳ミルクの代わりになるものとして短期間なら ・スポーツドリンク ・果物ジュース ・経口補水液 ・果汁 ・糖水 ・お米のとぎ汁 等を代用することができます。
飲ませる時は清潔なスプーンか最悪の場合はコップでも赤ちゃんは飲むことができます。

また、鍋でお米を炊ける環境であればお米の中心に何も入っていない湯のみを入れておくと炊きあがった時に「オモユ」がたまるのでそれを飲ませてあげると良いでしょう。
離乳食時期の子どもの場合は湯のみの中にお米をひとつまみと湯のみ半分程度の水をいれて炊いたものを与えます。

(5)ナイフがなければ作ればいい!

ナイフは切るだけでなく、木を削ったり穴をあけたりすることができ、サバイバル状況下ではとても重宝するアイテムです。
しかし、突然の災害でナイフを持っていない時はどうしたらいい?と思うことでしょう。
なければ作ればいいんです。
YouTubeでアルミ缶や石からナイフを作る方法の動画を2つご紹介します。

結構簡単に空きかんからナイフが作れるようなので、覚えておくと良いですね。
https://youtu.be/XH191mWSJ04

黒曜石のナイフは持つ部分に気を付けないと自分の手を切ってしまいそうですね。
https://youtu.be/4MooQo6WaEA

サバイバル術はいろいろなことに応用できる!

震災や事故などでサバイバル状況下に陥った時は、自分の身は自分で守らなければなりません。
食物や飲み水の奪い合いなども起きることも想定されます。
自分だけでなく周囲も生きることに必死なんです。
アウトドアや日常生活にも応用できるのでぜひ覚えてくださいね。
今回ご紹介したサバイバル術はほんの一例です。
もっと詳しく知りたい場合は専門的に解説しているサイトやまとめサイト、書籍、ミリタリー系で実際に軍で行っているサバイバル術を紹介している書物などを参考にしてみてくださいね。

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